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十二国記シリーズ
- 2007/04/25(水) 15:39:59

月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
小野 不由美 1992-06
月の影 影の海〈下〉 1992-07
風の海 迷宮の岸〈上〉 1993-03
風の海 迷宮の岸(下) 1993-04
東の海神 西の滄海 1994-06
風の万里 黎明の空〈上〉 1994-07
風の万里 黎明の空(下) 1994-09
図南の翼 1996-02
黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉 2001-05
黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉 2001-05
華胥の幽夢(ゆめ) 2001-09
by G-Tools
言わずと知れた中華風ファンタジーです。
数が多いので、思い出深いものを画像表示、
他はタイトル表示にしてみました。
やはり基本かと、ホワイトハート版にリンク。
虚ろの海の向こうには、常世と呼ばれる世界があり、
そこに住まう人々は木に成る命の実、卵果より生まれ出でる。
虚海の彼方に永遠の命と尽きることのない幸せがあると、
蓬莱を夢見るその世界で、十二の国と十二の王、
十二の仁獣・麒麟が織りなす物語。
ティーンエイジャー向けレーベルのホワイトハート版では
驚くほど世界観と合致した山田章博氏の挿絵が挿入されています。
WHは今でこそ時代の波に乗った作品傾向になっていますが、
十二国記が始まった当時は普通のファンタジーばかりでした。
とは言え、それは欧風ファンタジーが席巻していたので、
中華風ファンタジーは目から鱗、でしたし、
その硬質な文章は一際異彩を放っていました。
ファンタジーというには、主人公達が直面する難関は厳しく、
展開にも妥協がない。
どんなに分厚くても、一気に読み切ってしまう作品ばかり。
状況が状況だけに若干、説教くさい一面もあり。
作中では色恋沙汰は極力切り離されているのも、
(と言うか、一切ないと言ってもいい)
レーベルの中では異様と言えるのではないでしょうか。
キャラクターたちもみな魅力的で、
誰もが主役を張れる人々ばかりなのも重要ポイント。
魔性の子(新潮社)も読んでおくと、
<風の海 迷宮の岸>、<黄昏の岸 暁の天>が
より一層楽しめる。
ちなみに、こちらは著者得意のホラー風味。
今では、講談社文庫が先行して発刊、
後に続く形でWH文庫から発刊されている。
どのくらい間が空くのかというと、今までのところ、
一ヶ月〜二ヶ月。
違いは、講談社文庫だと漢字が増え、挿絵がなくなっている。
山田氏による表紙もない。
私は我慢できないので、新刊が出ると講談社文庫を買ってしまう。
(表紙、挿絵は書店でチェック)
ちなみに、WHでは上下巻に分かれている<黄昏の〜>は、
講談社文庫では一冊にまとめれれている。
NHKでアニメ化されたものの、オリジナルのキャラクターがいるなど、
オリジナル色も強くなっている。
なんで延王のリボンがピンクなのかと問いたい。
ゲームにもなっているらしい。
現在はとんと新刊の声が聞こえない。
(現時点では、雑誌<幽>にて他作を連載中)
2003年ダ・ヴィンチのFaxインタビューでは、
シリーズの終幕まであと2作
と話していたような気がする。
(現在、ダ・ヴィンチが実家に保管してあり、
手元にないため、ちょっと曖昧。
2か3か……それは確かだったはず)
<図南の翼>と<黄昏の岸 暁の天>で間が空いたのは、
屍鬼(新潮社)の執筆に専念していたからかもしれない。
焦らず、のんびり構えて新作を待つのが吉。
出たらラッキーみたいな……
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